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番組HPより)
標高3000メートル級の山々が連なる北アルプス・立山連峰。その一角にそびえる浄土山は標高2831メートルの山だ。7月、雪どけが進むなか、稜線付近には高山植物の花畑が現われ、鳥たちは繁殖期を迎える。夏、浄土山で命をつなぐ生きものたちを見つめる。
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夏、立山連峰の浄土山で命をつなぐ生きものたちを見つめた回です。
7月になると、浄土山では雪解けが進み、ミヤマキンバイやイワカガミなど高山植物が咲き乱れ、花畑が広がるそうです。
そこへ、小さな虫たちや鳥たちが集まり、鳥たちは繁殖期を迎えるそうです。ハイマツの林の辺りでは、カヤクグリが巣作りをしたり、ライチョウのつがいが連れ添って歩く様子が見られました。
8月には、ライチョウの母親と一緒に食事をするヒナたちの姿が見られました。こうしてヒナは、母親のまねをしながら食べ物をおぼえたり、3か月ほど一緒に暮らしながら生きる術を学び、独り立ちしていくそうです。
高山の短い夏、厳しい自然の中でひたむきに命をつなぐ鳥たちの姿がありました。