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番組HPより)
人口59の集落にそびえる元小学校の円形校舎。1階が職員室、2階が教室、3階が体育館!円形校舎は1950年代から約20年間だけ全国で建てられた幻の校舎だという。カフェを営む店主は東京から縁あってこの地に移住してきた。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、山形・大石田町にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、のどかな山の中にそびえるように立つ元小学校で、円形の校舎でした。
こうした円形校舎は、全国に130ほどあるそうです。
1950年代から約20年間だけ各地で建てられた幻の校舎だということです。
当時、円形校舎は経済的だと1人の建築家が考案して建てられましたが、日光を体で遮って日陰ができてしまう、北側は日光が当たりにくい、などの問題があり、建てられなくなったということです。
訪れた円形校舎は、1963年(昭和38年)に建てられたもので、
2005年に閉校。
この校舎に一目ぼれした陶芸家の男性が、2011年に1階に工房を開き、縁があって出会った料理人の妻と共に、2018年に2階にカフェをオープンしたそうです。
円の中央がホールで、その外側にぐるりと教室が並んでいるつくりで、その教室の部屋がカフェスペースになっていました。当時の黒板や椅子などがそのまま残っていて、レトロな雰囲気が素敵でした。