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番組HPより)
今、国の特別天然記念物ニホンカモシカの暮らしが激変している。これまですみ分けていたはずのニホンジカが強敵に。最前線で調査する研究者と日本各地の“大異変”を追う!
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ニホンカモシカに起きている異変を追った回です。
ニホンカモシカは険しい山岳地帯を住みかにし、群れをつくらず、単独で縄張りをつくって食べ物の植物を確保し、暮らしてきたそうです。
ところが最近、本来、標高の低い場所で暮らすニホンジカが、カモシカのいる高山に急増していて、カモシカの食べ物を奪っているということです。
原因として、ニホンジカの数が全国的に増加していることがあるそうですが、加えて、人間の活動が影響しているということです。
人間が標高の低いところでシカの食害を減らそうとハンティングしているため、シカたちは捕獲を避けるため、標高の高いところへ移動するようになったということです。人間の活動が生態系のバランスを崩し、今の状況を作り出しているということで考えさせられました。