（番組HPより）
肉だんごのスープや煮込み豆腐やフナの料理。今回の舞台は中国の江西省南昌。路地裏にある貸し台所。実はここ、すぐそばにがん専門の大病院がある。貸し台所を使う人の多くが入院患者の家族で、ここで食事を作り、病室の入院患者のもとへ運んでいく。大切な人の命をつなぐ料理。みんなどんな思いで腕を振るっているのか。

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中国・江西省南昌のがん専門病院。そのそばの路地裏にある貸し台所を利用する人たちを見つめた回です。

利用する多くが病院の入院患者の家族たち。
中国では病院への料理の持ち込みは一般的だそうで、ここで食事を作って病室へ運んでいました。

多くは出稼ぎ労働者や農家など貧しい家族で、長期入院している患者に毎日食事を届けるため、利用料の安いこの貸し台所は、多くの人たちで混雑していました。

狭い路地裏で、入院している父や妻に「好きな料理を食べさせたい」「栄養がとれるように」という思いを込めて、フライパンや鍋で料理を作る人々の姿が印象的でした。