（番組HPより）
メキシコ原産の人気のペット、ウーパールーパー。なんと１００年前の日本にも似た生きものがいた！番組と研究者が協力し大捜索隊を結成。北海道の秘境の沼に分け入った。

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１００年前の日本にいたウーパールーパーに似た生きものを探した回です。

その動物は、北海道で１００年前に見つかったエゾサンショウウオの独特なタイプだということです。

サンショウウオは両生類で、幼生のときはエラ呼吸で水中で生活し、大人になるとエラが無くなり肺呼吸になって陸上で生活します。

ところが、この独特なタイプは、エラのある姿のまま大人になったサンショウウオで、幼形成熟（幼生の段階にみられる特徴が成体になっても残っている現象）と呼ばれるそうです。

１００年前にいたものの絶滅した考えられていますが、①食べ物が豊富、②水が干上がらない、③天敵の魚がいないことの条件を満たす環境であれば、今もどこかにいるはずと考え、研究者たちが条件を満たす北海道の秘境の沼を捜索しました。

捜索を続けると、浅瀬ではなく、水深８メートルの深い沼の底でエゾサンショウウオが産卵している意外な発見があり、研究者らを驚かせました。

このサンショウウオは独特なタイプではなかったのですが、将来的にこの中から出てくる可能性は考えられるということで、期待に満ちた今回の発見でした。