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番組HPより)
おしゃれなマンサード屋根やドーマー窓、シーリングメダリオンなどヨーロッパの建築意匠。2階には天井が高いすてきな和室。そんな美しき薬局が平成に入り廃業の運命に。近所で工務店を営む男性が再生に立ち上がった。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、北海道・小樽にあるカフェを訪れた回です。
「築94年 キャンバスに描くカフェ」という事前の情報を得ていたそのカフェは、おしゃれな洋風の商店建築でした。
赤い屋根が印象的で、二段勾配になっているマンサード屋根や、屋根裏部屋の窓が屋根から出たドーマー窓など、ヨーロッパの建築意匠が特徴的な建物でした。
1階がカフェで、白一色の内装の明るい店内でした。また、2階はゲストハウスになっていて、こちらは格式のある和室で、印象がガラリと変わりました。
この建物は、昭和5年(1930年)に建てられた薬種販売商の店で、当時からモダンな建物として評判だったそうです。
廃業の際、工務店の方が建物を譲り受けてオーナーとなり、2010年にカフェとしてオープンしたそうです。
ここでは、カフェとして利用するだけでなく、これまでに様々なイベントを催してきたそうです。
タイトルの「キャンバス」とは白い店内のことで、使う人たちにそれぞれ白いキャンバスを彩ってほしいというオーナー夫妻の思いが込められたものでした。