​NHK Dear にっぽん「“味園ビル”最後の日々 ~大阪・千日前~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
昭和の香りを色濃く残す大阪のとあるビル。2階にあった強烈な個性を放つ飲食店街が去年の暮れ、その歴史に幕を閉じた。ビルに魅せられてきた人たちの、最後の日々の記録。

---
大阪・千日前の歓楽街にあり、老朽化で去年暮れに閉店した「味園(みその)ビル」の最後の日々を追った回です。

70年前に建てられた商業ビルで、個性的な店が軒を連ねるディープな空間でした。

その店の一つで、飲み屋を営む店主の男性(47歳)からの視点で、最後の日々を見つめました。

男性は、味園の主と呼ばれる方で、23年前にこのビルに来て、キャバレーで10年間働き、その後、今の自分の店で13年、肩肘を張らずに自分自身も楽しむことをモットーに、誰にでもフラットに接しながら営まれていて、多くのお客さんに慕われていました。

お客さんは、ここには「どんな人でも受け入れてくれる雰囲気があって安心感がある」と言って、ビルの閉店をとても惜しまれていました。

最終日の12月31日、店主の男性が企画し、最後は店主みんなで笑顔で集合写真を撮って爽やかな閉店でした。