​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「奈良・河合町~サロンの神様カフェ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
奈良・法隆寺五重塔をかつて望めたという大邸宅。「小説の神様」と呼ばれた志賀直哉の邸宅と同じ数寄屋大工の棟梁が建てた。

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、奈良・河合町にあるカフェを訪れた回です。

「サロンの神様カフェ」という事前の案内をもとに訪れると、そのカフェは門や広い庭園のある立派な大邸宅でした。

建物の中も、凝った意匠の天井や、繊細な細工の欄間など、匠の技が感じられ、こだわってつくられた木造の洋館付き住宅でした。

この建物を知る人らにお話をうかがうと、文豪・志賀直哉の邸宅を建てた数寄屋大工の棟梁が建てた建物だということです。

「小説の神様」と呼ばれた志賀直哉。彼の邸宅の客間には文化人たちが集まり、「サロン」と呼ばれていたそうです。そんな志賀直哉のサロンに憧れた人物が、同じ大工の棟梁に頼んで、人を招くためにつくったのがこの建物だったそうです。

一時は空き家でしたが、地元の建設業者が買い取って、カフェをオープン。サロンのように人が集まる場所になっているカフェでした。