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番組HPより)
ブータンの秘境、ヒマラヤ奥地に住み、体重三百kgを超える巨獣ターキン。標高四千mの天空の花園に現れ、ある日こつ然と姿を消すという。伝説の獣の真実に大捜索で迫る!
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ヒマラヤ奥地にすむ伝説の巨獣「ターキン」を追った回です。
ターキンは、分厚い毛並みに覆われ、オスは体重300kgを超える巨獣ですが、ユニークな顔立ちで愛嬌のある動物でした。
夏、標高4000mの高原に群れが現れて、高原の草を食べ続けますが、秋が近づく頃、こつ然と姿を消してしまうということで、その謎に迫りました。
現地の人々の協力を得ながら、消えたターキンたちを捜索したところ、深い谷の崖の斜面に姿を発見。
標高4000mの高原は夏以外は雪に閉ざされるため、寒くなる前に高原を下り、標高2000m付近の崖の斜面で暮らしながら子供を産むということです。
巨体ですが、崖地に適した足になっていて、天敵が近づきにくい斜面で子育てをするということでした。
ターキンの数はおよそ500頭で、ウイルス性の病気が蔓延して数が減ってしまっていて、また、人間による馬や牛の放牧で生息範囲が危ぶまれてきていて、現地の人々は数を回復させる方法を探っている段階だということで、今後、回復に向かっていくことが期待されました。