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番組HPより)
フランス・パリ東部、家具作りの街、フォーブール・サンタントアン界わいへ。ベルサイユ宮殿の調度品など最高級の家具を生み出してきた職人たち。伝統を守る人に出会う旅。
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パリのフォーブール・サンタントアン界隈を歩いて、地元の人々と出会った回です。
フォーブール・サンタントアン通りという通りがあり、この界隈は家具の街として、昔から家具作りが盛んだったそうです。
メインストリートを歩いてみると家具屋は見かけませんが、よく見ると、表通りから奥に続く石畳の狭い路地があり、この路地を進んでいくと、小さな家具工房があちこちにありました。
このあたりが家具の街になったのは、港が近かったからだそうです。
路地は「パサージュ」と呼ばれる港への抜け道で、港から材料の木材を運んで、出来上がった家具を馬車で港へ運んだということです。
職人の数は減ってきているそうですが、パサージュの奥で、今も伝統の手仕事を守り続ける人たちのいる素敵な街でした。