(番組HPより)
スリランカのウィルパットゥ国立公園は、ヒョウが多く暮らすことで知られている。森の中の湖で繰り広げられる白昼の狩り。激しい縄張り争い。ヒョウの王国の秘密に迫る。
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スリランカのウィルパットゥ国立公園に暮らすヒョウたちを見つめた回です。
ウィルパットゥは、湖がたくさんある場所という意味だそうで、大小50もの湖がある国立公園だということです。
ここは世界でも有数のヒョウの密集地帯だそうです。
ヒョウが多い理由の1つが、天敵となるライオンのような大型の肉食獣がいないことだそうです。
ふつう他の場所では、昼にはライオンが活動しているため、ヒョウは夜行性で夜に行動し、昼間はめったに見られないそうです。しかしここでは天敵がいないため、白昼堂々と行動するヒョウの姿が見られました。
ヒョウが多いもう1つの理由は、森に点在する湖で、乾季に動物が集まってくる湖は恰好の狩場だということです。
番組では、独り立ちして間もない1頭の若いオスの成長を見つめました。
オスは、2歳くらいで母親から独立し、放浪しながら他のオスを縄張りを奪って一人前になっていくそうです。
たくさんのオスがしのぎを削るヒョウの密集地帯であり、縄張り争いや狩りなど試練の連続でしたが、最後にこの若オスに少し成長が見られて安心しました。