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番組HPより)
中国の四川省で、近年驚きの発見が。約3000年前の三星堆(さんせいたい)遺跡から、奇妙な青銅器が出土したのだ。誰が何のために作ったのか?現地を調査し謎に迫る。
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中国・四川省にかつてあった謎の古代文明に迫った回です。
その古代文明は、四川省で「三星堆(さんせいたい)」という遺跡が見つかったことで明らかになってきたもので、約3000年前の時代で、日本で言えば縄文時代に当たるということです。
この文明は、こつ然と現れて、こつ然と姿を消したそうですが、その理由は分かっておらず、謎だらけの文明だということです。
三星堆の遺跡からはさまざまな青銅器が出土していて、高さ2.6mもある巨大な全身像や、目が飛び出た顔の像など、何とも不思議な像ばかりでした。こららについても何を表しているのか、ほとんど分かっていないそうです。
なぜこうしたユニークな文明が四川の地にあったのか?
一つの説として、外来文化を吸収した可能性があるということです。
出土した青銅器には、西洋の文明に見られる特徴のあるものがあり、一つに西洋文化を吸収した可能性が考えられるそうです。
西洋文明とのつながりで想起されるのが、東西を結んだ太古の道「シルクロード」ですが、シルクロードは2000年前が起源とされるそうです。それが、3000年前の三星堆の時代から西側とつながっていた可能性があるということで、歴史ロマンを感じるお話でした。