NHK歴史探偵「清少納言と枕草子」

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番組HPより)
光る君へで注目の清少納言と枕草子。春はあけぼのだけじゃない!その先に記された秘密のメッセージを調査。紫式部が清少納言に向けた痛烈な批判!?平安女子の深い物語。

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清少納言と枕草子について調査した回です。

清少納言の名前の由来は、父親の清原氏の「清」+「少納言」という官職名を組み合わせたもの。職業は、藤原定子の女房(女官)。代表作の「枕草子」は、日本最古のエッセイ集とも言われているそうです。

番組では、枕草子でどんな単語が多く使われているか、AIで回析。
その結果、多く使われていた形容詞の一つが「をかし(すてき)」でしたが、枕草子は「をかしの文学」と言われるぐらい「をかし」がたくさん出てくるそうです。

もう一つ多かったのが「めでたし(大層すばらしい、非常に立派だ)」で、清少納言が枕草子を書いた理由の一つが、藤原定子をほめたたえるためと考えられていて、それが「めでたし」が多い結果に現れていました。

そんな枕草子を書いた清少納言のことを、紫式部は日記で激しく批判していたそうですが、そこには紫式部の嫉妬があったのではないかということです。
実際は宮仕えの時期が5年ほどずれていたので2人が対面したことはなかったと考えられるそうですが、同時代の女流作家として、枕草子のすばらしさがよく分かるからこその嫉妬だったのではないかと、スタジオで出演者の方が話されて、同じように感じました。
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