(
番組HPより)
沖縄県石垣島は、島の周りに日本最大級のサンゴ礁が広がる。確認されているサンゴは360種以上。たくさんの生きものがサンゴに寄り添うように生きている。多種多様な生きものが命を育む、春の石垣島を訪ねる。
---
春、沖縄・石垣島の海で命を育む生きものたちを見つめた回です。
石垣島の周りには日本最大級のサンゴ礁が広がり、たくさんの生きものがサンゴに寄り添って生きているそうです。
春、繁殖期を迎えると、さまざまな生きものたちが新しい命を育む様子が見られました。
大型のイカ・コブシメは、春に深場からやって来て、メスがサンゴのすき間に1つずつ丁寧に卵を産み付けていました。
モンスズメダイは、オスがサンゴのかけらを集めて、海底に直径50センチほどの平らな産卵場所をつくるそうで、そのサークルにメスを連れてくると、その中でオスが寄り添って泳ぎながらメスが産卵をして神秘的でした。
石垣島の豊かなサンゴの環境がこうした生きものたちを支えていて、サンゴを巧みに利用して、多様なかたちで命をつなぐ姿がありました。