​NHKさわやか自然百景「淀川水系 三川合流域」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
京都盆地の南西部に桂川、宇治川、木津川の3つの河川が合流して淀川になる場所がある。「三川合流域」と呼ばれるこの場所にはオギやヨシなどが生い茂るカヤ原が広がり、さまざまな生きものたちの活動の舞台になっている。市街地の近くに残る豊かな自然、淀川水系三川合流域で命の営みを見つめる。

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京都南西部、桂川、宇治川、木津川の3つの河川が合流して淀川になる場所「三川合流域」で、初夏、生きものたちの命を営みを見つめた回です。

オギやヨシなど背の高い草がまとまって生い茂る「カヤ原」が広がる場所で、たくさんの虫たちが生息し、それらを糧に鳥など動物が子育てする様子が見られました。

東南アジアから繁殖のために渡ってきたオオヨシキリは、このオギやヨシの茎に巣を作って子育てをする鳥で、その巣で親鳥が卵を温める様子や、ふ化した幼鳥たちの姿が見られました。

また、日本最小のネズミ、カヤネズミも、カヤ原でオギの葉を器用に細かく編み込んで巣を作って子育てし、ある日、小さな体で巣の手入れをする様子が見られて健気でした。

こうしたカヤ原は河川の開発などで全国で減っていて、それに伴い、カヤネズミも各地から姿を消しつつあるそうで、市街地近くに残る貴重な自然だと感じました。
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