NHK歴史探偵「戦国ご当地大名シリーズ 三好長慶と松永久秀」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
戦国ご当地大名シリーズ、最初の天下人・三好長慶と戦国の極悪人・松永久秀が登場。ゲームやネットで大人気の2人。最新研究から最強コンビの素顔に迫る。

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近畿の戦国大名の三好長慶と松永久秀の人物像に迫った回です。

徳島出身の三好長慶は、京の細川家の家臣でしたが、下剋上を果たし、近畿から四国を支配。さらに、長慶討伐に出た室町幕府13代将軍・足利義輝を、逆に都から追放し、三好政権を確立したことで「最初の天下人」と呼ばれるそうです。

そんな長慶の天下を支えていたのが「城」だそうです。
戦国の城の概念を変える本格的な石垣づくりの山城「飯盛城」を築いたり、宗教勢力を従わせるために壮麗な「多聞城」を築いたりして、その地域を支配し、それらのお城は織田信長ら後の武将にも大きな影響を与えたということでした。


一方、松永久秀は、三好長慶に仕えて頭角を現した武将ですが、三大悪行をしたことから「戦国の極悪人」とも呼ばれていたそうです。

3つの悪行とは、主君殺し、将軍殺し、大仏殿焼き打ちをしたとされることですが、実は、これらの事件は、久秀が関わっていなかったり、久秀が意図して行ったものではなかったりすると考えられるそうです。

織田信長に逆らったことで久秀が悪く書かれ、極悪人のイメージが付いたと考えられるそうです。実際は、主君からの信頼が厚く、生真面目な人物だったと考えられそうで、真逆のイメージの優れた武将だったことがうかがえました。
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