​NHKダーウィンが来た!「まるで宇宙人!?アリと居候」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
まるで人間社会に潜む宇宙人!?アリの群れに紛れ込み“居候”として暮らす謎の生物がいる。アフリカの密林で未知のミクロワールドに潜入。世界初の映像で正体が明らかに!

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アリと一緒に暮らす生きものたちの不思議に迫った回です。

アリの群れに紛れ込んで、言わば「居候(いそうろう)」として暮らすさまざまな虫がいるということです。

虫たちの目当ては食べ物で、アリの食べ残しを拾ったりすることで暮らしていました。

その虫たちは、アリたちに気づかれず、同じ仲間のアリだと思われていて、襲われないそうです。

なぜ襲われないのか?
それらの虫は、アリに近づき脚をなめて匂いを盗むと、自分の体にアリの匂いを付けて、アリの仲間になりすますということです。アリは匂いで群れの仲間を区別するそうで、アリの性質を利用した巧妙な戦略でした。

こうした居候の虫にはさまざまな種類がいて、その中で、ミツバアリとアリノタカラという虫は、お互いに頼って暮らす関係だそうです。

目がよく見えないアリノタカラは、ミツバアリに草の根っこに運んでもらって、主食である草の根の汁を吸って生きるそうです。根の汁を吸って余った糖分を出すのですが、この糖分がミツバアリの主食で、ミツバアリはこれを一生食べて生きるそうです。

ミツバアリは、アリノタカラの体をケアしてあげたりしてとても大切に扱うそうで、種を超えて深く結びつく不思議な関係でした。
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