​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「千葉・津田沼~宝探しの実家カフェ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「お宝は店内にある!」―訪ねると築80年の、一見普通の家。しかしこじんまりした玄関に入ってハルは驚く。なぜか立派な格天井が!床の間には紫檀(したん)に黒檀(こくたん)。書院の欄間は精密な松皮びし。洋室にはモールディング…。なぜ小さな家に技術の粋が?そこには戦争で亡くなった一人の大工の思いがあったらしい…。

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、千葉県津田沼にあるカフェを訪れた回です。

そのカフェは、「洋館付き和風住宅」という日本家屋に洋風の部屋を取り入れた住宅で、大正から昭和初期にかけて流行した住宅だそうです。

知り合いの建築士から、言わば「お宝探しの実家カフェ」だと聞いて、主人公は、どこにどんなお宝があるか探しながら、店内を巡りました。

一見すると普通のこじんまりした家のようでしたが、よく見ていくと、玄関が「格天井(ごうてんじょう)」という格式の高い天井だったり、床の間に「紫檀(したん)」や「黒檀(こくたん)」など高級木材が使われていたり、洋室に「モールディング」という西洋建築でよくある壁や天井を縁取る装飾が施されていたり、お宝と言える匠の技を次々に発見。

店主の女性にうかがうと、この建物は祖父の親戚である大工さんが80年前に建てたものだそうです。その親戚の大工さんは、この建物を建てた後、戦争で亡くなったそうで、戦争で明日が見えない時代、自分の技術の粋を尽くして建てようという思いが刻まれた実家カフェでした。
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