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番組HPより)
おなじみのウズラが「幻の鳥」?どこにでもいるトンボが「地球を旅する」?誰もが知っているつもりの身近な生きものを大調査。思わず「そうだったのか!」と新事実連発!
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ウズラとウスバキトンボの謎の生態に迫った回です。
ウズラは、警戒心が強く、野生の姿を見ることすら難しい日本の野鳥だそうです。
青森県仏村で探すも、草むらに潜んで、姿を捉えることは困難でしたが、ある出来事をきっかけにウズラが次々と出現しました。
それは、5月の恋の季節で、オスが開けた場所に現れだしたのですが、メスを探して目立つ場所に出てきたのはないかと考えられるそうです。
繁殖後、メスがヒナたちを連れて歩く様子も見られて微笑ましかったです。
一方、ウスバキトンボは、世界中に分布し、「地球を旅する」トンボだということです。
日本列島も南から北へ縦断するそうですが、推定寿命が1か月半ほどだと分かり、どのように旅をしているのか謎でした。
調査から見えてきたのが、トンボ界トップクラスの産卵能力や成長能力。毎日800個以上の卵を産み、1か月で成虫になるということです。
親の寿命が尽きても、次の世代が旅を続けて北上していると考えられるそうで、世代を超えて紡いでいく壮大な旅でした。