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番組HPより)
1本の道をひたすら進む移動シリーズ。紀伊半島の大半を占める紀伊山地。険しい山々を縫うように走る国道425号を、起点から西に向かって走り続ける3日間。落石も目立つ山道だけど、点在する集落には人々の営みがある。
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紀伊山地を山の中を通る国道425号線で出会った人々にお話をうかがった回です。
三重県尾鷲市の425号線の起点から、奈良を通り、和歌山までルート。
山ばかりの景色に一車線の狭い道路が続いて、道中は誰とも出会わず、心細くなるような雰囲気でしたが、進んでいくと山あいに点在する集落があり、山奥のパン屋や貸しボート店、たこ焼き店など、人々のさまざまな営みがありました。
大阪からこの地に移り住んだ男性は、最初は「ここはシーンと静かで、何もない」と嘆いていたそうですが、暮らしていると気持ちに変化があり、今は「安心感がある」と満足している様子で話されて、ひっそりとした山の中に素朴な暮らしがあって良いなと思いました。