NHKさわやか自然百景「北海道 勇払川の河畔林」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
北海道、苫小牧市郊外の森を流れる勇払川。川辺には明るく開けた河畔林が広がる。火山性土壌のため、強風などで木々が倒れたからだ。夏、森では、明るい環境を好むキビタキなどの野鳥が子育てを始める。

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北海道・苫小牧市を流れる勇払川の河畔林で子育てする野鳥たちを見つめた回です。

夏、原始の自然を残す森では、キビタキやコサメビタキなど野鳥たちが、子育てする様子が見られました。

その中に、鮮やかな緑色の羽を持つアオバトもいて、森の木に枝で組んだ巣を作り、オスとメスが交代で卵を温める姿がありました。

ある日、森にいたアオバトたちが海岸に現れ、みんなで海水を飲み始める不思議な行動が見られました。

この行動は、繁殖時期に不足しがちなミネラルを補給するためと考えられていて、森に暮らしながら海水を飲む鳥は、アオバト以外ではほとんど知られておらず、珍しい習性だということです。

海にもほど近い豊かな森が、命をつなぐ野鳥たちを支えていました。
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