NHKファミリーヒストリー「大泉洋 ~北の大地に希望を託して~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
その若い夫婦は北の大地に希望を託した。戊辰戦争に敗れ、船で北に向かうも沈没。九死に一生を得てたどりついた新天地・北海道で、寒さに耐えゼロから再出発をした。大泉洋さんの父方の先祖である。そして母方…。太平洋戦争から愛媛に帰ってきたその男には妻と6人の子があったが、職は無くなっていた。男は家族を率いて、北を目指す決断をした…。困難をのりこえてきた両家の足跡、そして、若き日の父と母の恋と青春の物語も…

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大泉洋さんの家族の歴史をたどった回です。

父方は、江戸時代、宮城県白石市で武家だったそうです。
伊達家の家臣・片倉家の居城が白石市にあり、片倉家の家臣に大泉の名が記録にありました。

しかし幕末、戊辰戦争で敗れ、大泉家はこの地を離れ、北海道に移住することに。寒さに耐えながら新しく土地を開拓し、再出発したということです。

一方、母方の清水家は、愛媛県松山市で、曾祖父が伊予鉄の駅長をし、祖父は電気事業に従事したエリートだったそうです。しかし、祖父は戦争で5度も招集され、復員した時には職を失っていたため、家族を養うために北海道に新天地を求めたそうです。

そうして北海道で、理科の教師の父と、英語の教師の母が出会ったそうです。

父は本当は俳優になりたかったそうですが、夢が叶わず、教師になったそうで、洋さんが役者の道に進んで誇りに思われていました。

父方も母方も、歴史の荒波に翻弄されながらも、北の大地に根をおろし、たくましく暮らしてきた家族の物語でした。