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番組HPより)
オーストラリアで大人気!荒野に生きるかわいいミミナガ珍獣バンディクートを大追跡。なぜか珍獣の巣には他の生きものたちが続々集結?乾燥の大地に隠された秘密に迫る!
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オーストラリアに暮らす謎の珍獣ミミナガバンディクート、通称「ビルビー」の生態に迫った回です。
ビルビーは、厳しい乾燥の荒野に暮らし、あちこちに穴を掘って、昼間は地中に隠れているため、野生ではめったに見ることができないそうです。
探して現れたその姿は、ウサギのように長い耳、アリクイのようにとがった口、カンガルーのような足をしていて、小さくて可愛い珍獣でした。
穴掘りが大得意で、地下迷宮のような複雑な巣穴を2週間に1つのペースで作り、「荒野のエンジニア」と呼ばれるそうです。
このビルビーの巣穴に、なぜか小鳥やハリモグラ、トカゲなど他の動物が続々と集まっていました。その種類は45種類にもなるそうです。
その理由は、40℃を超える強烈な日差しを避けるためで、巣穴の中は20℃を下回り、地下シェルターの役目を果たしているそうです。
また、ビルビーの巣穴には雨が降ると水が集まり、巣の周りでは植物が育つようになり、ビルビーは乾燥の大地を緑に変える力もあるということです。
小さな体ですが、環境を作り変え、動物や植物の生態系を支えていて、まさに荒野のエンジニアでした。