​NHKふるカフェ系 ハルさんの休日「東京・檜原村~かごで診察する医者殿のカフェ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
東京・奥多摩の檜原村にある元養蚕農家の豪農屋敷がカフェに生まれ変わった。でもそこは、不思議だらけの建物。格式高い式台玄関に今も残る乗り物の使い道とは?地元の人たちが口々に言うイシャドって一体なんのこと?謎が謎を呼ぶ山里のカフェにお邪魔すると、そこは地元の人たちの優しさとおもてなしの心に満ちた館だった。

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古民家カフェ巡りをしている主人公が、東京・檜原村にあるカフェを訪れた回です。

そのカフェは、東京とは思えない山間部の自然豊かな場所にある、立派な木造家屋でした。

「江戸末期完成。荘厳すぎるイシャドだったカフェ」という事前情報を得ていた主人公は、「イシャド」とは何だ?と疑問に思いながら建物を見て回りました。

建物のつくりから元は養蚕農家だと推測しますが、「式台玄関」という家の主人が地面に下りずにかごから乗り降りできる格式高い玄関になっていて、疑問が広がりました。

そんなとき、店主の女性や建物の保存に携わった人たちにお話をうかがうことができました。

それによると、江戸時代にやはり元養蚕農家でしたが、明治時代に医者になった家系の屋敷で、檜原初の漢方医として、式台玄関からかごに乗って問診に行ったりしていたそうです。村の人々は、拠り所となるこの家を「医者殿(イシャド)」と呼んでいたということでした。

カフェは、2019年に移住してきた店主の女性が、檜原の魅力を発信したいと2022年に開いたそうです。格式高い家屋で、地元野菜をふんだんに使った料理やコーヒーを楽しめる趣きあるカフェでした。
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