​NHK歴史探偵「平安武士と蝦夷」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
平安貴族が都で優雅な暮らしを送っていたとき、東北で朝廷に戦いを挑んだ蝦夷たち。名将・アテルイの戦術と蝦夷と源氏・平家など武士との知られざるかかわりを調査!

---
平安時代、東北地方で暮らし、朝廷に服従せずに抵抗した「蝦夷(えみし)」を調査した回です。

東北を支配しようとする朝廷と、東北の自治を守り抜こうとする蝦夷との間で、長きに渡って戦いを繰り広げたそうです。

蝦夷は、馬を巧みに乗りこなし、弓矢の扱いに優れる「騎射(騎馬と弓矢)」の戦いを得意としたことから、個々の武力が強く、朝廷は脅威に感じていたということです。特に、蝦夷の族長・アテルイは、知略も優れていて恐れられていたそうです。

その後、朝廷と蝦夷の戦いの行方は、意外な策略で決着。
朝廷側の将軍・坂上田村麻呂が、「蝦夷を討つのではなく、もてなした」ことで、蝦夷側が内部分裂し、やがてアテルイは降伏したそうです。

こうして蝦夷を支配した朝廷は、蝦夷たちを全国各地に強制移住させたそうですが、これが武士誕生のきっかけになったということです。

都で重要なポストに付けなかった天皇の子孫たち「王臣子孫」が、各地に移住した蝦夷たちを配下にすることで武力を手に入れ、平将門などの強力な武士が登場するようになったということで、武士誕生に蝦夷が深く関わっていたことを知りました。
続きを見る >>