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番組HPより)
酒場詩人の吉田類が全国の低山を訪ね、その魅力を堪能!今回の舞台は金沢市民に愛されてきた医王山。金沢を代表する文豪たちをも惹きつけたその魅力とは?
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吉田類さんがゲストの女性と共に、石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる医王山(いおうぜん)を登った回です。
城下町・金沢を見下ろすようにそびえる山は、金沢市民に親しまれ、金沢出身の文豪、泉鏡花や室生犀星らを魅了してきたそうで、その魅力を探りながら登りました。
その魅力は、山登りの前半、「大池平」という場所を巡ったときに分かりました。
大池平は、青々とした草木が茂る原始的な森で、その中に、落差20mの「三蛇ヶ滝」や、木々の緑を映す水鏡のような「大池」があり、神秘的な美しさを醸し出していました。
また、森には、薬草・薬木が100種類も自生し、医王山は薬草が宿る山として大事にされてきたそうです。
こうした薬草・薬木に囲まれる共に、森の醸し出す神秘的な美しさが、文豪たちの想像力をかき立て、魅了してきたと考えられるということでした。
山の頂上からは、金沢の街や、その奥に広がる日本海を一望できて、素晴らしい景色でした。