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番組HPより)
母や妻を殺し、ローマに火を放ったといわれ、暴君と知られる古代ローマ第5代皇帝ネロ。実は繊細で感受性豊かな教養人だったと語るのは、漫画家のヤマザキマリさん。芸術やスポーツを愛し、エンターテインメント精神にあふれた人物だったという。客人たちをもてなす、食卓もしかり。あらゆる演出をしながら囲んだ食卓にあがったデザートは、アルプスの雪にフルーツやシロップをかけたデザート。ヘンゼルも豪華なかき氷に挑戦!
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古代ローマの第5代皇帝ネロが愛したと言われる「雪のデザート」作りに挑戦した回です。
暴君として知られるネロですが、漫画家のヤマザキマリさんは、ネロはとても繊細で、かつ感受性が豊かで、知識や教養もある人物だったとみているそうです。また、芸術を愛し、エンターテインメント精神あふれる表現者でもあったということです。
近年、ネロの史実は、ネロのやり方を気に入らない、後の権力者によって大きく書き換えられたと考えられていて、悪徳皇帝は作られたイメージだったかもしれないということです。
ネロはその後の文明を豊かにしていて、現在は、政治家としてのネロの業績は高まっているということでした。
ネロが愛した「雪のデザート」は、かき氷に、イチジクやザクロ、ブドウなどフルーツを乗せ、はちみつや練乳をかけた、ゴージャスで美しく、見せることを意識した映えるスイーツだったと想像されるそうです。
番組では、ザクロとイチジクを使って、2つのシロップを作成。
山盛りのかき氷に、飾り切りしたフルーツを盛り付けて、華やかで美味しそうでした。