NHKさわやか自然百景「北海道 ウトナイ湖 冬から春」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
北海道有数の工業都市、苫小牧に位置するウトナイ湖。渡り鳥の重要な中継地として保護され、開発の手を免れてきた。工業地帯の中に残された貴重な湖で、春の足音に耳を澄ませる。

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北海道苫小牧にあるウトナイ湖で、冬から春を過ごす生きものたちを見つめた回です。

周辺の平野には、かつては国内最大規模の湿原が広がっていたそうですが、高度経済成長期の大規模な開発によって湿原のほどんどが姿を消したそうです。

その中でウトナイ湖は、開発を免れてきた貴重な湖で、厳しい寒さの中、多くの生きものたちがここに集まって過ごしていました。

平均水深60センチと極めて浅い湖で、湖の底まで光が届くため水草や藻類がよく育つそうで、それらを探してハクチョウやカモなど水鳥たちが水中に潜る様子が見られました。

春が近づく3月になると、繁殖地のシベリアに向かう中継地として数万羽のマガンが見られるようになり、夜明け前に空を埋め尽くすように群れ立って羽ばたく光景は壮大でした。
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