​NHK小さな旅「ことしも梅の花が咲き ~東京 高尾梅郷~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
新宿から電車で1時間、高尾山のお膝元・高尾は知る人ぞ知る梅の名所。春には1万本以上が花を咲かせ「高尾梅郷」と呼ばれている。町の人が1本1本増やしてきた。思いをつなぐ早春の高尾を訪ねる。

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東京・八王子市の高雄で、梅と共に暮らす人々に出会った回です。

高雄には川沿いを中心に梅の木が1万本以上立ち、「高尾梅郷」と呼ばれているそうです。

その始まりは昭和37年に、耕す人がいなくなった畑を梅林にしたことで、その後、お祝い事の節目に家の庭にも梅の木を植えるようになり、町の人たちが1本1本増やしてきたということです。

町の人に、10年前からボランティアで梅の手入れをしているという70代の男性がいました。

元料理人の男性は、定年後の10年前に故郷の高雄に戻ったとき、ボランティアの先輩の男性から声をかけられ、手入れの仕方を教わりながら梅の世話をするようになったそうです。

昨年亡くなったその先輩の男性から教えられたのは、目先の美しさより、10年、20年先の姿を思い描いて、思い切って枝を剪定することで、それが難しいと言いながらも、思いを受け継いで梅の手入れを続けられていました。

3月、そうして手入れした梅が満開になり、町を鮮やかに彩ってとてもきれいでした。
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