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番組HPより)
ツイッターやフェイスブックなどが主流だったSNSで、いま若い世代を中心に大きな変化が起きている。その1つが「常時接続」。コロナ禍で学校の授業や、部活、サークル活動などが制約された状態が長期化する中、常時接続SNSは今やリアルと同じ価値、時にはリアルを超えるレベルで、若者のコミュニケーションの軸となり、居場所としての役割を担う状況を加速化させている。
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いま若者に流行しているという「常時接続SNS」のコミュニケーションを見つめた回です。
2つの常時接続SNSのアプリが紹介され、1つは、仲間どうしで互いの位置情報を24時間つねに共有するというものでした。
地図上に表示され、移動速度や滞在時間まで分かるため、互いに何をしているか想像がついてしまうそうで、隠し事ができない非常にオープンなアプリでした。
もう1つは、音声通話でつながるアプリで、まったく会ったことがない人と雑談や趣味のグループで何時間も話すことができるもの。
利用者の1人が言うには「リアルなしがらみがない見知らぬ人どうしだからこそ気軽に過ごせる」ということでした。
一方、そうした“つながり過ぎ”が息苦しいと感じてSNSを止めてしまった方や、ケンカをして仲たがいをした方の事例の紹介があり、また犯罪リスクと隣り合わせの部分があるという解説があって、一長一短あると感じました。