(
番組HPより)
京都市の中心部から北へ10キロほど、豊かな森に覆われた鞍馬山。
山の南斜面には1200年あまりの歴史を持つ鞍馬寺があり、昔から自然が大切に守られてきた。
---
秋の京都・鞍馬山に息づく生きものたちを見つめた回です。
山の南斜面に鞍馬寺があり、寺の教えで古くから周囲の自然が大切に守り継がれ、ほとんど人の手をくわえられずに残されてきたそうで、広葉樹と針葉樹が入り混じる豊かな森でした。
鞍馬天狗が住む伝説があるという、地面から根が出て張り巡らされている杉林が印象的でしたが、硬い岩盤で樹木が根を深く張れないため根が地面から出ているということです。
野鳥の宝庫でもあるそうで、イカル、カワラヒワ、シジュウカラなど、たくさんの鳥たちが秋の恵みを求めて集まってきて、ついばむ姿が見られました。また夜になると、ムササビがグライダーのように木から木へ滑空して、活発に動き回って可愛らしかったです。