(番組HPより)
北海道東部、オホーツク海に面したサロマ湖。
海沿いには、狭いところでは幅200メートルに満たない砂の回廊が20キロもの長さにわたって続く。そこには国内最大級の海辺の花園“ワッカ原生花園”が広がり、見られる花は300種にもなる。
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北海道東部の海に面したサロマ湖で、海と湖を隔てる細長い砂地にある花園、ワッカ原生花園の夏を見つめた回です。
花園には様々な小鳥たちが集まってきていましたが、その中でノゴマという鳥は、鋭いトゲを持つ野生のバラ、ハマナスの茂みに巣をつくっていて、トゲだらけのハマナスの茂みにはキタキツネなどの天敵が容易に近づけないそうで、植物の特性を巧みに利用して子育てをしていました。
そのキタキツネはというと、小鳥を狙えなくても砂地を掘って貝を探し当てて食べることができていて、海と湖の間にある独特の環境が生む豊かな自然が多くの生きものを支えていました。