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番組HPより)
総勢1万匹の大群で生きるニホンミツバチ。実は、働きバチはわずか数日で転職を繰り返しながら群れを運営。さらに重要案件はダンスで総選挙!?不思議だらけの暮らしに密着。
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ニホンミツバチの暮らしを見つめた回です。
総勢1万匹にもなるミツバチたちが、どのように役割分担して集団を維持しているかが分かって興味深かったです。
群れの多数は「働きバチ」で、すべてメスだということです。
オスは群れの10%ほどで、他の群れの女王バチを見つけて結婚することが仕事。「女王バチ」は、群れにたった1匹しかおらず、ひたすら卵を産むことが仕事で、群れはすべてこの1匹の女王の子供たちだそうです。
群れにリーダーはおらず、女王バチはリーダーではないそうです。
群れの運営を主に担っているのは働きバチで、誰に命令されるわけでもなく、1匹1匹が自主的にいろいろな役割をこなして、巨大な群れを維持しているということです。
働きバチの寿命はわずか1か月で、その間に掃除係、育児係、建築係、貯蜜係と目まぐるしく役割を変えながら、1匹がすべての仕事を経験していくそうで、まさに名前のとおり一生懸命働く勤勉なハチでした。
春になると、新しい女王バチが成長する頃で、「分蜂」と呼ばれ、元々の女王は別の巣を作るために子供たちと共に旅立つということです。
その引っ越し先を決める過程で、幾つかの候補地があがるのですが、最終的に新居を決定するのに、ハチたちがダンスを踊って多数決で決めるという行動が見られて、ハチの群れがとても組織的で固い絆で結ばれていると感じました。