(番組HPより)
林忠崇(はやし・ただたか)は、「最後の大名」。
かつて請西藩(今の千葉県木更津)1万石のあるじで、藩主となったのは江戸時代の終わり、大政奉還から戊辰戦争へ向かう激動期だった。幕末~昭和を駆け抜けた男の真実、信念に迫る。
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幕末の大名で、幕末から昭和までの時代を生きた林忠崇の半生をたどった回です。
林忠崇は、「最後の大名」だっただけでなく、殿様でありながら大名で唯一ある行動をおこした人物でもあり、その行動の結果、新政府から冷遇を受け、明治時代には職を転々とするなど数奇な運命をたどり、幕末~昭和と時代が変わる中で激動の人生を歩んだ方でした。
最晩年に発した「明治元年にやった」という不思議な言葉が、誇りある徳川第一の家臣の家柄だった忠崇が、若かりし時に自らの信念を貫くためにおこした行動にまつわるもので、感銘を受けました。