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番組HPより)
地球上を駆け巡る大気の動き、風。熱帯地域を吹き抜ける貿易風や中緯度の偏西風などの風は、地球にさまざまな現象を引き起こしている。
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風がつくる神秘的な現象を紹介した回です。
風が作り出した不思議な現象として、スペイン領カナリア諸島の「風の滝」、モンゴルの「黒い嵐」、南米ベネズエラの「スパイダー雷」、ハワイ・カウワイ島の「ナイトレインボー」の4つの現象の紹介がありました。
南米ベネズエラ・マラカイボ湖で見られる「スパイダー雷」は、雲と雲の間で放電し、稲妻が水平に伸びるもので、まさにクモの巣のような雷でした。
マラカイボ湖は、赤道付近にあり、周りをアンデス山脈に囲まれた独特の地形で、ここに海から暖かい風が吹き込むことで積乱雲が発達して雷が発生するそうで、年間200日以上も雷が発生する世界一の雷多発地帯だということです。
ハワイ・カウワイ島は、1年を通して貿易風が吹きつけ、貿易風が運ぶ海からの湿った風により、島の至るところに虹が現れ、虹の島とも呼ばれるそうです。
「ナイトレインボー」は、明るい満月の前後にしか現れない極めて珍しい現象だそうで、月の光のもと夜空に虹が浮かび上がって神秘的でした。