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番組HPより)
今回の舞台は佐野。厄除け大師で知られる佐野にあふれる“ほしいモノ”とは?タモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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栃木県佐野市を訪れ、お題を解き明かした回です。
佐野は、歴史上の人物から現代の人々まで“ほしいモノ”にあふれている場所だということで、それらが何なのか探りました。
一つは茶釜で、古くから鋳物が作られていて、信長、家康、秀吉、千利休らが、ここで作られた茶釜を愛用していたそうです。
武将たちは、地理的にも戦略上の重要な場所と考え、上杉謙信や秀吉は、ここにあった佐野氏の難攻不落の山城「唐沢山城」をほしがったということです。
明治時代になり、日本でセメントが使われるようになると、ここで豊富に採れる石灰岩が、原料として求められたということです。現在も採掘されている鉱山を訪れましたが、山中に巨大な採掘場が広がっていて、圧巻のスケールでした。
この石灰岩の地層は、水をろ過して不純物を取り除いてくれるため、佐野の水道は100%地下水だそうです。そんな澄んだおいしい水で作られているのが、名物の佐野ラーメンだそうで、鉱石とラーメンの意外な関係でした。