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番組HPより)
古い町並みの残る秋田・横手市増田。「蔵の町」というのに、蔵が見あたらない。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、秋田県横手市増田のカフェを訪れた回です。
町の通りを歩いていた主人公は、「蔵の町」と書かれているのを見つけますが、蔵らしきものが見当たらず、不思議に思いながら目的のカフェにたどり着きます。
そのカフェは、かつて造り酒屋だった建物を改装したもので、趣きある佇まいでした。
「270年が隠されたカフェ」という事前に得た情報から、主人公は、何が隠されているのか探りますが、なかなか分からずにいたところ、建物の奥に蔵を見つけます。
蔵は、270年前の江戸時代に建てられたもので、鞘(さや)と呼ばれる屋根が覆われている特徴がありました。この地域は全国有数の豪雪地帯で、蔵を鞘で覆うことで、雪から蔵を守ったということです。
最初に、町を見渡しても蔵が見つからなかったのも、鞘で覆われているため外から見えなかったのでした。
お店ではこうじを使った料理が出されていましたが、ここの蔵もこうじも見えないもので、店長の女性が、大事なことは目に映らないんだなと思う、というふうに話していたのが印象的でした。