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番組HPより)
北欧で「森の悪魔」の異名をもつ珍獣クズリ。かわいい姿をしたイタチの仲間だが、巨大なトナカイに襲いかかり、天敵オオカミにも真っ向勝負を挑む!勇猛果敢な素顔に迫る。
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北欧フィンランドの森にすむクズリの暮らしを見つめた回です。
イタチの仲間で、警戒心がとても強く、人前にめったに現れない珍獣だそうです。
クズリは、とても可愛い見た目でしたが、気性が荒く、地元では「森の悪魔」と恐れられているそうです。天敵のオオカミと真っ向勝負をしたり、ヒグマから食べ物を奪おうとしたり、トナカイに襲いかかったり、自分の何倍もある動物たちにひるまず立ち向かって、驚きの負けん気の強さでした。
小さいながら、石も持ち上げる力持ちで、軽々とした身のこなしで木にも登り、雪の上では沈まずに歩くことができるなど、高い能力を持つ動物でした。また、鋭い嗅覚で、岩の下から高い木の上まで探って、食べ物を見つける名人だそうです。
ふだんは単独で行動し、オスとメスが一緒に過ごすのはわずか数日だということです。
番組では、1匹のメスが、オスと出会ったのち、ひとりで子育てをする様子を見つめ、北欧の厳しい冬に、強敵ひしめく森でせっせと食べ物を探し、たくましく子育てをして感動的でした。