（番組HPより）
福井県、越前海岸のすぐ沖に浮かぶ雄島。周囲２キロほどの島は、初夏、たくさんの鳥たちでにぎわう。

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初夏、福井県の雄島に息づく野鳥など生きものたちを見つめた回です。

雄島は、日本海に浮かぶ小さな島で、海岸に板状節理と呼ばれる鱗状の岩場が広がるなど個性的な島でした。島全域が大湊神社の境内で、そのため神の島として昔から大切に守られてきたそうです。

そうして守られてきた島は、年間１００種近くが見られる野鳥の楽園になっているそうで、島で子育てするイワツバメや、南国から繁殖地へ向かう途中に羽を休めるため立ち寄ったオオヨシキリやキビタキ、サンコウチョウなど、さまざまな鳥たちでにぎわっていました。

また大昔から続く森は、フクロウにとって格好のすみかになっているそうで、大木のうろを巣にして暮らす可愛いフクロウが見られました。

小さな島ですが、多くの鳥たちが行き交い、羽を休めたり子育てをしたりする貴重な島でした。