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番組HPより)
栃木県西部、日光国立公園の一角にある中禅寺湖。秋、湖畔に広がる落葉広葉樹の深い森はたくさんの生きものたちでにぎわう。秋から冬、中禅寺湖に集う生きものたちの姿を追う。
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秋から冬、日光・中禅寺湖に集う生きものたちを見つめた回です。
中禅寺湖は、水面の海抜1269mで、日本屈指の標高の高いところにある湖だそうです。湖の周りには深い森が広がっていて、多くの生きものたちでにぎわっていました。
森の中では、大型キツツキのオオアカゲラが、コツコツと木をつついて虫を探したり、カケスが、冬に備えてドングリを幹や枝のすき間に隠したりする様子が見られました。
湖の岸辺には、夜、タヌキやキツネ、テンが現れて、落ち葉の中にひそむ虫や木の実を熱心に探す姿が見られ、意外な場所が動物たちの食事場所になっていました。タヌキとアカギツネが、互いに警戒しながらも、すぐそばで並んで食べ物を探す場面もあって微笑ましかったです。