(
番組HPより)
訪れたのは東京都目黒区。旅のお題を解き明かす。
---
2016年放送の再放送を視聴。
東京・目黒は江戸のリゾートだったというお題を解き明かした回です。
江戸の古地図を見ると、目黒は江戸の境界線の外側に位置するのですが、奉行が管轄する区域には入っている特別なエリアだったということです。
江戸の境界線の外にある目黒を奉行が管轄する理由は、目黒に人が集まるからで、その集まる一番の理由は、目黒不動というお寺にありました。
目黒不動は、江戸から日帰りできる観光名所で、茶屋や土産物屋などが並んでにぎわっていたそうです。また、庶民だけでなく、将軍がある娯楽をするためにやって来たリゾートでもあったということです。
もう一つ、地形に関係した理由があり、高低差があるため、ある景色が見られる名所でもあったそうです。そんな風光明媚な高台に、大名たちは屋敷を次々と建てたそうで、お題の意味するところがよく分かりました。
落語「目黒のさんま」がどういうお話か、タモリさん自ら語ってくれる場面もあり面白かったです。