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番組HPより)
今回は漫画家のヤマザキマリ編。世界を転々としてきた彼女にとって、日本に“足止め”となった今は特別な時間。静かに見つめるベレンは何想う?
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漫画家のヤマザキマリさんと愛猫のベレンの日々を、息子が撮影するカメラを通して見つめた回です。
ヤマザキさんは、海外と日本を行き来しながら漫画を描いてきましたが、コロナ禍で思いがけず日本に長期滞在することになり、猫と向き合う時間も増えたそうで、猫のベレンが飼い主と過ごす時間が増えて絶好調ということでした。
ベレンは、11歳のメスのベンガル猫で、野生のヤマネコに近いからか、とても警戒心が強く臆病で、来客の気配があると身を隠してめったに人前に姿を見せないそうです。人に抱かれることも、ひざに上がってくることもしないそうですが、夜、必ずベッドでヤマザキさんに寄り添って眠るという寂しがり屋でもある猫でした。
ヤマザキさんが漫画を描いているとき、その様子を少し離れたところで瞬きもせずに静かに見つめているベレンの姿が印象的でした。「小さくて大きなわたしの相棒」として、ベレンのことを書いたエッセイの朗読も素敵でした。