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番組HPより)
松江で10年に1度開かれるのが、日本三大船神事の一つ「ホーランエンヤ」。水の都・松江の伝統の祭りに思いをよせる人々の物語です。
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島根県松江市を訪れ、10年に1度の船神事「ホーランエンヤ」に関わる人たちにお会いした回です。
船に乗ることができるのは地区の中で認められた男のみで、昔から地区の男たちの晴れ舞台。その中でも、船のへさきに立ち、剣に見立てた櫂を振る踊りをする「剣櫂(けんがい)」は花形ということでした。
その剣櫂を今回務めるのは15歳の少年で、かつて父親も剣櫂を務めるなど、家族には祭りを巡るいろいろな過去があり、家族がこの祭りによせる深い思いに感銘を受けました。
祭り当日、少年が歌舞伎の化粧をして、きらびやかな船のへさきに立ち、堂々とした踊りを見せて素晴らしかったです。