(
番組HPより)
奸臣・曹操に悲劇の名軍師・諸葛孔明が挑む三国志の物語。
2009年、河南省で曹操墓が発掘され曹操が名君だったことが明らかになった。さらに孔明の意外な実像も浮かぶ。
---
魏の曹操と蜀の孔明の実像に迫った20分番組です。
悪役のイメージがある曹操ですが、近年の発掘調査で曹操の墓が見つかり、その極めて質素な副葬品などから、当時浸透していた思想に反発し、時代を変えていこうとした革新的な人物の姿が浮かび上がるということでした。
一方、名軍師とされる孔明は、軍師よりも、政治家としての才能に優れていたのではないかということです。
孔明の南征で、反乱を起こした豪族・孟獲(もうかく)を、生け捕りにするとすぐに釈放。再び孟獲が反乱を起こすと、また捕らえてはすぐ釈放。これを7度繰り返した結果、最後に孟獲は屈服し、その後離反することはなかったそうで、人の心をつかむ才能にも優れた孔明の興味深いエピソードでした。