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番組HPより)
江戸時代、カツオの初物の入手に競いあった男たちを密着取材する。
縁起物をすぐに食べたいために大金を投じての争奪戦。
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再放送を視聴。
江戸時代、初ガツオの入手に情熱を傾ける男たちを調査したドラマです。
この当時は空前の初物ブームで、特に初ガツオは人気で、大金を投じてでも食べたいと争奪戦が繰り広げられたということです。
ドラマの主人公は奉公人で、仕える店の主人から初ガツオの入手を命じられ、調達に走り回ります。初ガツオが船で運ばれてくる情報を聞き、市場にやって来ますが、そこにいたライバル店の奉公人も初ガツオを狙っていて、1本だけ入手可能なカツオを巡って激しい争いに...。
主人公は、大金で競い合った後、力づくでも奪おうとするライバルを振り切って、この1本を何とか獲得でき、主人の元へ持ち帰りました。
早速、カツオは刺身にして、主人がお客を呼んで振る舞われました。
当時、カツオは刺身にしてからしをつけて食べるのが主流だったそうです。
初ガツオを食べたことがない主人公のために、主人からおすそ分けをもらいますが、それを主人公は自分が食べずに、ある人のところへと運んで心温まる結末でした。
カツオは時期が過ぎると価格がすぐに下落したということですが、この時は1か月後に50分の1まで暴落し、初ガツオの熱はこの年をピークに過ぎていったということです。