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番組HPより)
自然豊かな鎌倉の私邸を出て、28年間通い続けるブータンの旅へ。「ヒトが生きること」を異国の地で問い直す。
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養老孟司さんが過ごした2023年の日々をつづった回です。
昨年は85歳になられますが、虫捕りに出かけたり、ブータンへ旅したり、活発に活動されていました。
虫捕りでは、長崎・対馬へ旅して、虫捕り仲間の生物学者の方と、夜暗くなっても夢中で虫を探し続けて楽しそうでした。
また、ブータンへ旅をしました。
ブータンには28年間通い続け、ポブジカ谷という場所に、12年前に養老さんの寄進で建立された寺があり、そのお寺を訪れました。
ここは養老さんにとって生きることの見方を変えた場所だそうです。
都市では人々が理性による頭に重きを置いて暮らしているのに対して、この地では体に重きを置いて人々が暮らしていて、あるがままを受け入れるしかないという、ブータンの人々の考え方に触れて、見方が変わったというような話があって印象深いお話でした。