​NHKニッポンの里山「オオサンショウウオがすむ杉林 京都市」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
京都市郊外、北山には日本を代表する杉の美林がある。節のないまっすぐな幹に育て、床柱などに使われる北山杉の林だ。人々は見事な職人技で丹念に枝打ちを行い、落とした葉や枝を腐葉土にして美林を育ててきた。その結果、林内は光がよくさし、落葉樹の森の様に明るいため、植物の多様性に富んでいる。

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京都市西北部、北山地域の杉林がある里山を紹介した回です。

このあたりの杉は北山杉と呼ばれ、室町時代から杉の植林が行われ、人の手によって杉の木が育てられてきたそうです。幹をまっすぐ育てるのが北山杉の特徴で、磨き上げて作る美しい磨き丸太は、古くから床柱などに珍重されてきたということです。北山杉は人々が丁寧に手入れし、30年ほどかけて育てられているそうで、山肌にまっすぐ伸びた杉が身を寄せ合うように並んで美しい杉の林でした。

杉林の中には清らかな川が流れていて、水辺にはキセキレイやカワガラスなどの野鳥が集まり、夜の水中には、一部の清流でしか見られない天然記念物のオオサンショウウオの姿も見られて、人によって手入れされた豊かな森に多くの生きものが息づく里山でした。
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