(
番組HPより)
舞台は、スカイツリーのそばにある、献血ルーム。コロナ禍でゆとりが減った世の中、誰かのために血液を提供する人たち。どんな事情でここに来るのか。
---
5月下旬、東京スカイツリーのすぐそばのビル内の献血ルームにやって来る人たちにお話をうかがった回です。
緊急事態宣言の期間中ですが、外出自粛で血液の不足が心配されていることもあって次々に人が訪れていました。
窓からの見晴らしがよく、おしゃれなカフェのような待合いスペースで、飲み物やお菓子が無料で提供されてくつろいだ雰囲気でした。
訪れた理由をうかがうと、趣味で献血している方、珍しい血液のため献血しにきた方、毎年誕生日に献血している方など人それぞれで、献血を始めたきっかけも深いお話などあって、その人の人生に触れました。
献血歴40年という60代の女性は、「こういう雰囲気が好きで、無になれる、ほっとする」と言って、人のためというよりも、生活の一部として素直に自分のために通われていて印象的でした。