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番組HPより)
長野県の善光寺。御開帳の年は一千万人が訪れる人気の寺。多くの人を引きつける秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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長野県長野市の善光寺を訪れ、なぜ多くの人を引きつけるのか解き明かした回です。
お寺を創建したのは、本田善光(よしみつ)という人で、もともと立派な人ではなく、庶民だそうです。役人のお供として仕えていた庶民で、そのため庶民の寺というイメージで人々に親しまれ、人を引きつけてきたそうです。
7年に一度、善光寺最大の行事「御開帳」が催され、今年はその7年ぶりの御開帳の年に当たるそうです。この期間、秘仏の仏像「前立本尊」が公開され、多くの人が訪れるそうで、この御開帳も人を引きつける理由の一つになっていました。
善光寺の「御本尊」である仏像は、今のお寺の住職も見たことがない絶対秘仏だそうです。御開帳で見ることができる「前立本尊」は、御本尊とまったく同じ姿とされる仏像だということです。
それほど神聖な秘仏である「御本尊」を、戦国時代、ある武将が持ち出してしまう事件があったそうで、とんでもないお話でした。
さらにその後、御本尊が信長、家康、秀吉へと渡り歩くことになり、その結果、そうした名だたる武将の間を渡ることで善光寺の名が広まっていったということです。
立地的にも複数の街道が通る場所にあり、さまざまな理由が重なって、多くの人を引きつけていることがよく分かりました。