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番組HPより)
東京都心からおよそ30キロ。東京都と埼玉県にまたがって広がる狭山丘陵は豊かな緑に覆われている。そこは首都圏きっての野鳥の宝庫。春、たくさんの鳥たちが躍動する。
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春、東京と埼玉にまたがって広がる狭山丘陵に息づく鳥たちを見つめた回です。
丘陵の中央部に山口貯水池(狭山湖)があり、この湖を取り囲む森は水源保護林として残されてきたそうで、深い緑色の豊かな森が広がっていました。首都圏きっての野鳥の宝庫で、150種以上が見られるということです。
3月下旬、芽吹きの季節を迎えると、エナガが地面に落ちている羽毛を運んできて、竹藪に巣を作る姿がありました。
また、雑木林近くの笹の茂みにあったモズの巣では、5羽のヒナがもう生まれていて、親鳥が手分けして食べ物を運んだり、寒さに弱いヒナを温めたりして愛情深く子育てする様子が見られて微笑ましかったです。
4月になると、エナガにもヒナが生まれ、またモズのヒナたちはすっかり羽毛が生えそろってまもなく巣立ちを迎えようとしていて、5羽とも無事に育った様子で安心しました。